古材と環境



大量廃棄社会から循環型社会への転換が求められる中、「3R」に取り組む事が重要です。
3Rとは、

Reduce-発生抑制(買う量や使う量を減らすこと)
Reuse-再使用(使えるものは繰り返し使うこと)
Recycle-(再び資源として生かすこと)

の3つの頭文字に由来します。

2000年に制定された「循環型社会形成推進基本法」では、この3Rの優先順位を
(1)リデュース、(2)リユース、(3)リサイクルとしています。

古材倉庫の目指すのは、古材の「リユース」です。
また「民家ねっと」を通じて出来るだけ民家を解体しない「リデュース」にも積極的に取り組んでおります。
リサイクルは、その過程(回収や洗浄、加工)で環境に大きな負荷をかけるので、最後の手段となります。

もし全ての新築住宅(年間50万棟として)で使用木材の15%が古材で賄われた場合、1年間で
121kgのCO2削減になります。
これは、ブナの木に換算しますとなんと500万本以上です。

古材と環境

<参考>
※日本人一人当たりの家庭からのCO2排出量・・・約2100kg
※冷房の温度を1℃高く、暖房の温度を1℃低く設定する・・・約33kgの削減
※シャワーを1日1分家族全員が減らす・・・約69kg分の削減
※買い物袋を持ち歩き、省包装の野菜を選ぶ・・・約58kgの削減

*数字は全て古材倉庫本部の試算値です